ニトリのシステムキッチンでリフォームした工事中のことを、当時の体験をもとに評価してみます。
いよいよニトリのシステムキッチン工事の日です
さて、いよいよニトリのシステムキッチンでリフォームが行われる工事の日が来ました。
考えてみるとシステムキッチンのリフォーム工事なんて、一生のうちに一度か二度くらいしか体験しませんよね。
それだけ大きな工事ですし、数十万円は支払うわけですから適当なことでも困ります。システムキッチン本体の品質はもちろんですが、工事の内容もしっかりと評価されてしかるべきだと思うのです。
ただしニトリのシステムキッチンの場合、ニトリはあくまでもシステムキッチンの販売者であり、工事そのものは請け負う事業者の管轄です。
うちの場合は木下工務店でしたが。
なのでここにおける評価は、我が家にてニトリのシステムキッチンを木下工務店が取り付けた時のものとなります。
仮に同じ事業者だったとしても、工事に来る人によってもまた評価が変わってくると思います。
しかし工事の流れの参考にはなると思いますので、これからニトリでシステムキッチンのリフォームされる方の心構えの一助になれれば幸いです。
ちなみにニトリで購入しない場合でも、システムキッチンのリフォームというものはきっと同じような流れだと思います。
ニトリのシステムキッチン工事の流れ
まずは古いシステムキッチンの解体から
さて工事の日の朝がやってきました。
午前中にバンや軽トラが来て、まずは既存のシステムキッチンの解体作業が始まります。
来ていたのは住宅メーカーである木下工務店の現場担当者が1名。この人は先日来ていた見積もりや契約の時とは違う人でした。 それと、下請けの会社の人が3人くらいでしたかね。
でも、木下工務店の担当者はしばらくすると居なくなりました。別の現場へ行ったりするんでしょうか。 当然ながらニトリの人は来ていませんでした。
しばらくするとキッチンから大きな音が聞こえ始め、何かを外に運び出すような作業をしている気配も伝わってきました。
解体だからか、結構荒っぽく作業をしているように感じました。ガンガンという音がキッチンから響いてきます。
その間、私たち家族はリビングに引きこもってじっとしていました。なんかあまり様子を見に行くのもいやらしいかな、と思いまして。
子供もまだ小さかったので、目を離してフラフラとキッチンに入っていっては危険なので子供のそばにいるようにしました。
さすがにうるさいからと言って外に避難は出来ませんでしたね。何があるか分かりませんから、依頼主は家に居るべきだと思います。
そんなシステムキッチン解体工事の開始から1時間くらい経ったでしょうか。ふらっとキッチンへ行ってみると・・・。
「なんと!!無い!キッチンが跡形も無い!」
いやー、当たり前なのですが無くなるものなんですね。わずか1時間程度で古いシステムキッチンが消えてしまいました。
こういうのを見ると実感するのですが、システムキッチンって本当に家のパーツに過ぎず、取り替えが可能な物なのだなと。
解体された我家のキッチンは一旦駐車場に置かれ、その後トラックで運ばれてきました。今までありがとう・・・。
古いキッチン解体工事の評価ポイント
- 工事中の音はけっこう大きい。
- 解体のスピードはとても早い。
- 解体の工事の時に家の中をひどく汚されたとか、壊された事はなかった。
ニトリのシステムキッチンが設置されていきます
さて、空っぽになった我が家のキッチンに新たなニトリのシステムキッチンが設置されるわけですが・・・。 どうもすぐに始まる気配がありません。作業の人たちは手持ち無沙汰な感じです。
現場の人に会った時に聞いてみると「新しいシステムキッチンがなかなか到着しない」と言っていました。 どうやら予定より少し遅れてニトリのシステムキッチンが到着したようです。
ようやくニトリのシステムキッチンが到着し、駐車場に降ろされます。次々とパーツがキッチンに運び込まれて設置が進んでいるようでした。
工事に来ていた人数は結構多くて、途中から増えていたようです。 また、専門箇所があるのか、少し来ては何か作業をして帰っていく人もいました。 それと、来ていたのは日本人だけではありませんでしたね。アジア系の方も何人かいました。
その都度紹介されるわけでもないですから、人に関して詳しいことは最後までよく分かりませんでした。
夕方に差し掛かり、またふらりとキッチンへ行ってみると真っ白な、新しいニトリのシステムキッチンが設置されつつあるのを見ることができました。
それだけでキッチンの雰囲気が明るく、ガラッと変わっていて感動しましたね。
システムキッチン設置工事の評価ポイント
- システムキッチンの到着は遅れることもある。
- 工事の人員は多く、人が入れ替わることもある。
- 特に失礼な人や態度の悪い人はいなかった。
予定より早く終わったようなのですが
事前に知らされていた工事の予定では朝から始めて夕方の6時くらいには一旦引き上げ、翌日再開しますと聞いていました。 ところが工事は夜7時を過ぎても終わりません。
「そんなにてこずっているのかな?」
とかなり心配になっていたのですが、夜8時くらいになって木下工務店の人が
「すべて終わりました。」
と報告してきました。
「え?終わり?」
「はい。連休の週末ですし、早めに終わらせようと思って人を総動員して一日で終わらせました。」
「あ、ああ、そうなんですか。ありがとうございます・・・。」
こういうの、どう思われますか?素直に工事を早く終わらせてくれてありがとうと思えない自分がいました。
ここでニトリのシステムキッチンを設置するための一連の工事の進捗について、一度評価ポイントをまとめてみます。
工事の進捗に関する評価ポイント
- 工事のスケジュールは変更されることがある。
- 工事のスケジュールについて施主に連絡しないのは低評価。早く終わるならそれはそれで知らせるべき。
- 基本的に自分たちの都合だけで工事をやっている印象。
工事が早く終わること自体は良いことなのかも知れません。 しかし、依頼主に予定を変更することをきちんと伝えないのは良くありません。
例えば18時に引き上げると言っていたのに20時近くまで何も報告せずに作業を続けるのは不安になりますし、迷惑でもあります。
さらに1日早く作業を終わらせるなら、そうすると決めた時点で報告をするべきです。 こちらは翌日も自宅待機だと思っていたので、あえて予定を外しておいたのですから。
いつ判断したのかは知りませんが、先に言っておいてくれれば私達にはキャンセルせずに済んだ予定もあったのです。
これは今まで色々なリフォームを経験してきて業者全般に言えることなのですが、会社がよく言っている「お客様目線」などは、現場ではその通りになっていないことがしょっちゅうです。
何はともあれ、これでいちおう我が家にニトリのシステムキッチンが設置されたわけですが、 しかし、工事後の評価をしていくうちに、完璧に終わっていなかったことが分かってきました。
それについては次に書いていきます。