ニトリのシステムキッチンのカビとお手入れ

ニトリのシステムキッチンの天板裏にカビ?カビを発生させないために。

ニトリのシステムキッチンの天板の裏にカビが生える?

カビは条件が揃えば発生し繁殖するものであり、それはニトリのシステムキッチンに限ったことではないでしょうと書いてきました。

さらに一部の口コミで目にした「天板の裏にカビが生える」というケースを我が家で検証してみました。

また、システムキッチンにカビを発生させないためにはどうしたら良いかを考察してみました。

天板の裏にカビが発生するというのは本当か

ニトリのシステムキッチンの口コミを見ている時に 「天板(ワークトップ)の裏にカビが発生した」 というものがありました。

これもまた「だからニトリのシステムキッチンなんて止めたほうが良い」みたいな話でしたが、ちょっと考えてみましょう。

まず我が家の10数年使ったニトリのシステムキッチンの天板の裏にカビが発生しているかどうかを確認してみます。

ニトリのシステムキッチンの天板の裏

まずは10数年使ったニトリのシステムキッチンの天板の裏。

水を入れるタイプの魚焼きグリル

次にシンクの裏。

水を入れるタイプの魚焼きグリル

シンクの裏を別の角度から。

画像の通りなのですが、天板の裏にカビは見当たりませんでした。正直、こんな所をチェックしたのは初めてなので、カビが大発生していたらどうしようかとドキドキしました。

実際、ニトリのシステムキッチンで天板の裏にカビが繁殖しているご家庭があるとしたら、 それはそこにカビが繁殖する環境が整ってしまっているのでしょう。

天板の裏ということは収納スペースですから、いくつか原因が推測できます。

湿度の高い状態になっている

洗った鍋やフライパンを、乾燥していない状態で収納していないでしょうか?

たとえ拭いたとしても、湿気が残ったまま収納に入れてしまうと、蒸発した水分は天板の裏の湿度を高めてしまいます。

もう一つ怖いのは水漏れです。

シンクからの排水は収納スペースを通って下水へと流れます。 ここにわずかでも水漏れがあると、湿度が高まってカビが発生します。

この場合は臭いも発生しているでしょうから、シンクの下をよく点検してみることをおすすめします。

もし水漏れしていたらそれは施工の問題だと思いますので、工事を依頼した業者に問い合わせすることをおすすめします。

カビの栄養が存在する

キッチン下の収納には食品を入れることもあると思います。 その時、食品がきちんと密封されているでしょうか?

食品から蒸発したものが天板の裏に付着し、カビの栄養となって繁殖してしまう、というのはあり得ると思います。

収納に食品を入れている方は確認をおすすめします。

天板の裏、つまり収納スペースにカビの発生しやすい状態を作ってしまえば当然カビは発生します。

ニトリのシステムキッチンだから、と考える前に現在のご使用の環境を確認してみましょう。

システムキッチンにカビを発生させないために

システムキッチンにカビを発生させないためには、カビが発生する条件を揃えなければ良いのです。

これはニトリのシステムキッチンかどうかはあまり関係ないですね。

しかし常に水を使用するシステムキッチンにおいて、カビの発生条件を整えないのは難易度が高いです。

拭き掃除を行う

とにかく水分を残さず、湿度を上げないこと。そしてカビの栄養となる汚れを残さないことです。 そのためには使った後のシステムキッチンを拭き掃除しましょう。

しかし水は色々な所に跳ねますし、細部まで拭き掃除するのは難しいですよね。

それでも目についたところだけでも拭き掃除を行って清潔さを保つだけでかなりカビの発生は違ってくると思います。

収納に湿気取りを設置する

収納や天板の裏にカビを発生させないためには、湿度を下げるために収納の中に市販の湿気取りを置くのも有効です。

また、私がよくやるのは様々なところで手に入る乾燥剤を集めて収納の中に置くことです。

海苔やお菓子の中にシリカゲルや石灰の乾燥剤が入っていますよね?あれを適当な容器に集めて収納に入れておくのです。

まあ、これについては効果の保証は出来ませんが。

システムキッチンのカビはこまめに除去しましょう

ニトリのシステムキッチンに一切のカビを発生させずに使用するのは不可能でしょう。 ただ、お手入れによってカビを大発生させないことは可能です。

ちょっとしたカビを見つけた場合は、早めに除去してしまいましょう。

ステンレスには良くないとか食品を使う場所に良くないとか、色々あるとは思いますがとにかく除去したい時はカビキラーの出動もあります。

カビが大繁殖してしまう前に、見つけたらこまめに除去することをおすすめします。