システムキッチンに求められる品質とは何なのか
システムキッチンに求められる品質とは何なのでしょうか。
私は大まかに以下の観点があるのではないかと思っています。
- 使いやすさ
- 耐久性
- 清潔感
- 安全性
今回はこれらの観点からニトリのシステムキッチンの品質の評価を書いてみようと思います。
ニトリのシステムキッチンは使いやすいのか
キッチンは料理をする人が、忙しく縦横無尽に動き回るスペースです。
そして多くの場合キッチンを使う人は忙しく、少しでも効率よく作業を行い時間を短縮したいと考えています。
システムキッチンはその中央に位置するわけですから、その使いやすさは非常に重要になります。
ニトリのシステムキッチンは使いやすいと言えるのでしょうか。
天板もシンクも広めにとられている
天板は食材を広げ、切ったり混ぜたりと非常に重要なスペースです。そのため十分な広さが求められます。
また、シンクは食後の食器はもちろん調理中の器具も次々と放り込まれ、洗いにもすすぎにも十分な広さと深さが求められます。
つまりこの二箇所が広く取られているかはシステムキッチンの使いやすさを左右する重要なポイントです。
その観点から見ると、ニトリのシステムキッチンは天板もシンクも十分な広さが確保されています。
私はキッチンボードに必要な調味料を配置して、さらに家族5人分の調理を行うために食材も広げて使用していますが、窮屈に感じたことはありません。
シンクも子どもたちが好き勝手に食器を放り込んでくれますが、溢れるようなこともありません。
つまり天板やシンクなど調理という作業にとって重要なスペースは十分な品質を持っており、ストレスを感じずに使えると言えるでしょう。
収納の使いやすさはタイプによるかも
収納も調理の効率と使う人のストレスを左右する、システムキッチンの品質を評価する上で重要なポイントです。
別のページでも書きましたが、私はシステムキッチンの収納は引き出しタイプが使いやすいと思っています。
今のニトリのシステムキッチンはどのタイプも標準の収納が引き出し式になっていますので、一番安いタイプを選んでもある程度の使いやすさは担保されていると言えるでしょう。
しかし、更に使いやすくあるためには引き出しの数が多かったり、ソフトダンパーで少し強めに締めても優しく閉まる方が良いです。
急いでいる時にはこれが意外と助かるんです。
システムキッチンは長く使うものですから、少しお金をかけてでもタイプを上げて収納は品質の高いものを採用しておいた方が良いと思います。
総合的にニトリのシステムキッチンは使いやすい
ニトリのシステムキッチンは使いやすく作られています。
このあたりは適当に作られているのではなく、ユーザーの声をよく聞いて、他社のシステムキッチンなども研究されている印象です。
ただ広ければ良いわけでもないですし、あまりに豪華な装備にしても手の届かない価格に膨れ上がってしまいます。
この価格で求められる使いやすさという品質は十分ではないでしょうか。
複数のタイプが用意されていることで、ご自身の予算と比較して妥協点を作ることも可能です。
ニトリのシステムキッチンに耐久性はあるのか
ニトリのシステムキッチンの耐久性については、 別でニトリのシステムキッチンの耐久性 5年後の評価 という記事と ニトリのシステムキッチンの耐久性 10年後の評価 という記事に書かせていただきました。
これらの記事を読んでいただいても分かるのですが、ニトリのシステムキッチンは10年以上使用しても特に問題は発生していません。
ガスコンロや換気扇など、経年劣化するものはありますが、これらはニトリのシステムキッチンと言うよりも普通のシステムキッチンでも起きる普通の劣化です。
ニトリのシステムキッチン独自の部分といえば引き出し収納、天板、シンクといったところでしょうか。
例えば引き出し収納にはソフトダンパーが付いてますので、これが劣化すると引き出しが優しく閉まらなくなります。
しかし10年以上、普通に使ってみても劣化は起きていません。
天板も軽くクレンザーで磨けば真っ白に戻ります。
シンクもカビは発生しても錆びるということはありませんので、掃除で美しさが戻ります。
まあシステムキッチンは20年以上は使用したいところですから先は長いですが、今の段階でこの状態であれば十分な耐久性を持っていると言えるのではないでしょうか。